バングラデシュのご紹介

バングラデシュは、南アジアの北東部に位置しています。同国はインドと4,156kmにわたり、東部、北部、西部において国境を接しています。南部はベンガル湾に面し、南東部はミャンマーと193kmにわたって接しています。バングラデシュという名称は文字通り、バングラデシュ居住民の言語であるベンガル話者の土地を意味します。

現在のバングラデシュ国境は、1947年当時のベンガルおよび亜大陸を分割する過程で定められ、新生国家であるパキスタン東部となりました。物理的に西部と分離され、インドを超えて1,600km(994マイル)離れた場所に位置していました。その後、政治・文化・言語面における差別や経済的搾取などにより、当時の西パキスタン支配に対する不満が扇動されました。やがて、ベンガル人は固有言語・文化的アイデンティティー、最終的には自治権と独立国家の承認を求めるようになりました。
バングラデシュは1971年3月26日に独立を成し遂げ、自由および国家としての承認を求めた、何十年にも及ぶ努力の賜物となりました。これは、建国の父、バンガバンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマンの活力的で毅然としたリーダーシップの下に行われました。彼の呼びかけにより、ベンガル人はパキスタン占領軍に対して抵抗すべく立ち上がり、国土解放のための壮大な戦争が行われました。この9か月におよぶ戦争は、1971年12月16日、ベンガル人がパキスタン軍に勝利することにより終結しました。

バングラデシュの国土は、肥沃なガンジス川・ブラマプトラ川・メグナ川流域にわたっており、国土の面積は約147,570㎢(56,977平方マイル)です。この沖積平野のおかげで、肥沃な農地が広がっています。この大陸の多くはデルタ地帯から形成されており、河川や水路が網の目状に走っています。広大な緑地は、北西部がヒマラヤ山麓部に面しており、低い丘陵が北東部(海抜平均244m)、南東部(海抜平均610m)に広がっています。最も高い地点は、南東部のチッタゴン丘陵に位置しています。

首都ダッカは最大の都市であり、およそ400年前に建設されました。その他、主要な都市や行政府の中心として、チッタゴン、ラジシャヒ、ロンプール、クルナ、ボリシャル、シレット、マイメンシンがあり、ダッカを含めて8か所の管区を構成しています。合計で、64の県、488の郡(ウパジラ)があります。同国の主要資源は、柔軟性に富み、若々しく革新的で企業家精神も持ち合わせている国民です。バングラデシュは世界第8位の人口を誇り、最も人口密度の高い国として挙げられています。その人口は約1億5,900万人にのぼり、1平方キロメートルに1,049人(1,049人/km)が住んでいる計算になります。地方在住者が人口の約70%を占め、その半数が農業で生計を立てています。一般的な食事は、米、魚、レンズ豆から構成されています。男性の典型的な服装は、ルンギー(サロン)、ベスト、シャツ、ゆったりしたズボン(パジャマ)、パンジャビ(クルタ)であり、女性の典型的な服装はサリーです。西洋風の服装や亜大陸におけるトレンドは、オフィスウェアとして流行しています。